探偵が阻止した、あるストーカー

1、依頼

依頼人は、大学生のA子さん。
数ヶ月前から、元カレのBさんに付きまとわれているというのです。
BさんはA子さんにフラれた後から逆恨みし、自宅や学校、バイト先まで執拗につけ回し、脅迫めいたメールやメッセージを送っていたとのこと。
A子さんは恐怖のあまり、生活に支障をきたしていました。

2、調査

A子さんから提供された情報をもとに、Bさんの行動を調査しました。
すると、Bさんは実際にA子さんを付け回しており、自宅周辺で張り込みをしたり、SNSでA子さんの情報を調べたりしていました。
また、A子さんに接近する男性に暴言を吐いたり、脅迫めいたメールを送ったりすることも確認しました。

3、証拠の収集

Bさんのストーカー行為を裏付ける証拠を集めるため、A子さんと協力して証拠収集を行いました。
Aさんは、Bさんからのメールやメッセージを記録し、Bさんが張り込みをしている様子を写真に撮りました。
更に、Bさんの行動を尾行し、ストーカー行為の証拠となる映像を撮影しました。

4、対決

十分な証拠を収集した後、Bさんを事務所に呼び出し、ストーカー行為を止めない場合は警察に通報することを示しました。
Bさんは最初は否認していましたが、証拠を突きつけると、しどろもどろになり、非を認めました。

5、その後

Bさんは、その後、A子さんに二度と近づかないことを誓い、書面で陳謝しました。
Aさんは、Bさんのストーカー行為が終結し、ようやく安心して生活を送ることができるようになりました。

6、教訓

ストーカー行為は決して許されるものではありません。
もし、あなたがストーカー被害を受けている場合は、一人で抱え込まずに、早めに警察や探偵に相談してください。
証拠を収集し、毅然とした態度でストーカーに立ち向かうことが重要です。

フリージャーナリスト・探偵

鶴田泰啓