探偵の「観察眼」でリスクを回避!日常に潜むトラブルの未然防止法
「探偵」と聞くと、起きてしまった事件を調査するイメージが強いかもしれません。
しかし、数多くの現場を見てきた探偵だからこそ断言できることがあります。
それは、大きなトラブルには必ず「前兆」があるということです。
今回は、「違和感を見抜く力」を応用し、日常生活で事故やトラブルを未然に防ぐためのポイントをお伝えします。
1. 「違和感」を無視しない。最大の防犯は自分の直感
探偵が調査中に最も大切にするのは、「いつもと何かが違う」という小さな違和感です。
これは防犯においても非常に重要です。
- 周囲の観察:
帰宅路で「背後に誰かいる気がする」「最近、見慣れない車が近所に停まっている」といった感覚は、決して気のせいではありません。 - 対策:
「自意識過剰かも」と片付けず、少し遠回りをしたり、明るい道を選んだりするだけでも、犯罪のターゲットから外れる確率が上がります。
2. デジタル空間に潜む「足跡」を消す
最近のトラブルで急増しているのが、SNSをきっかけとしたストーカー被害や情報漏洩です。
探偵が特定調査を行う際も、SNSは大きなヒントになります。
- 写真の背景に注意:
窓の外の景色、マンホールのデザイン、電柱の看板などから住所は簡単に特定されてしまいます。 - リアルタイム投稿を避ける:
「今、ここにいます」という投稿は、空き巣や待ち伏せのリスクを高めます。 - 対策:
投稿は数時間遅らせる、あるいは自宅周辺の写真は一切載せないといった徹底が、あなたと家族を守ります。
3. 人間関係の「急な変化」に警戒を
詐欺被害や男女トラブルの裏側には、決まって「急激な接近」があります。
- 「うまい話」と「過度な親切」:
短期間で急激に距離を詰めてくる人物や、リスクなしで利益を強調する話には裏があることがほとんどです。 - 対策:
相手の言葉だけを信じるのではなく、客観的な事実(勤務先、実績、共通の知人の評価など)を確認する癖をつけましょう。少しでも怪しいと感じたら、第三者に相談することが最大の防御です。
4. 「もしも」の時のための記録の重要性
探偵が証拠を積み上げるように、日常でも「記録を残すこと」がトラブルの早期解決、ひいては拡大防止に繋がります。
- 不審な出来事のメモ:
日時、場所、相手の特徴などをメモしておくだけで、万が一警察や専門家に相談する際の信憑性が格段に上がります。
結びに:小さな不安が大きくなる前に
「まだ何も起きていないから」と我慢したり、一人で抱え込んだりする必要はありません。
探偵の仕事は、起きてしまった問題を解決するだけでなく、お客様が抱える「正体のわからない不安」を解消することでもあります。
少しでも「様子がおかしいな」と感じることがあれば、手遅れになる前にぜひ一度ご相談ください。
フリージャーナリスト・探偵
鶴田泰啓
