ストーカー対策の方法
ストーカー被害は、近年増加傾向にあり、被害者の多くが女性です。
ストーカー行為は、被害者の生活や精神に大きな影響を与え、最悪の場合、命の危険につながることもあります。
そこで、ここでは探偵として、ストーカー対策の方法についてご紹介します。
1、早めに警察に相談する
ストーカー被害に遭ったと感じたら、まず早めに警察に相談しましょう。
警察は、被害者の安全確保やストーカーの特定・逮捕に努めてくれます。
相談する際は、ストーカーの特徴や行為内容を具体的に伝えましょう。
また、ストーカーから送られてきた手紙やメール、GPS機器などの証拠品があれば、必ず持参してください。
2、きっぱりと拒否する
ストーカーは、被害者の反応に飢えています。
そのため、ストーカーからの連絡や接触に対しては、きっぱりと拒否する姿勢を示すことが大切です。
具体的には、以下のような対応をしましょう。
・ストーカーからの連絡には出ない
・ストーカーからのメールや手紙は返信しない
・ストーカーと会う約束はしない
また、ストーカーに対しては、「警察に訴えます」と伝えることも効果的です。
3、一人での行動は控える
ストーカーは、被害者が一人でいるときに襲いやすくなります。
そのため、一人での行動は極力控えましょう。
外出する際は、なるべく家族や友人と一緒、またはタクシーや公共機関を利用するようにしてください。
また、夜間の外出は避けるようにしましょう。
4、常に助けを呼べる状態にする
万が一、ストーカーに襲われてしまった場合は、すぐに助けを呼ぶことが大切です。
そのため、常に助けを呼べる状態にしておきましょう。
具体的には、以下のような対策をしましょう。
・携帯電話は常に110番できるようにしておく
・防犯ブザーや護身用品を持つ
・周囲に助けを求めやすい状況を作る
5、個人情報を管理する
ストーカーは、被害者の個人情報を入手して、ストーカー行為を繰り返すことがあります。
そのため、個人情報の管理には十分に注意しましょう。
具体的には、以下のような対策をしましょう。
・住所や電話番号などの個人情報を安易に教えないようにする
・インターネット上で個人情報を公開しないようにする
・公共料金の請求書などは、シュレッダーにかけて処分する
まとめ
ストーカー被害は、早期発見・早期対応が大切です。
もし、ストーカー被害に遭ったと感じたら、すぐに警察に相談し、適切な対策を講じましょう。
また、ストーカー対策には、探偵の力も有効です。
探偵は、ストーカーの特定・尾行・監視などの調査を行い、被害者の安全確保をサポートします。
ストーカー被害に遭っている方は、一人で悩まず、探偵に相談することも検討してみてはいかがでしょうか。
フリージャーナリスト・探偵
鶴田泰啓