ストーカーの特徴

ストーカーにはいくつかの共通点があると感じています。
今回は、ストーカーの特徴について解説し、被害に遭わないための対策をご紹介します。

1、異常なほどの執着心

ストーカーは、特定の人物に対して異常なほどの執着心を持つのが特徴です。
恋愛感情が原因である場合が多いですが、恨みによる執着心を持つケースもあります。

2、支配欲

ストーカーは、自分の思い通りにならないと気が済まないという支配欲が強い傾向があります。
被害者を自分の所有物のように考え、行動を制限しようとしたり、交友関係をコントロールしようとしたりします。

3、自己中心的な考え方

ストーカーは、自分の気持ちや考えが絶対的に正しいと思い、相手の気持ちを理解しようとしない傾向があります。
被害者の拒否や嫌悪の意思を無視し、一方的にアプローチを続けることも少なくありません。

4、妄想

ストーカーは、被害者との間に実際には存在しない特別な関係を妄想していることがあります。
例えば、「二人は運命で結ばれている」と思い込んでいたり、「被害者は自分に好意を持っている」と思い込んでいたりします。

5、感情のコントロールが苦手

ストーカーは、感情のコントロールが苦手で、怒りや嫉妬などの感情を爆発させてしまうことがあります。
暴力や脅迫に及ぶケースもあり、非常に危険です。

6、自己肯定感が低い

ストーカーは、自己肯定感が低く、自分自身を愛せないという問題を抱えていることがあります。
そのため、被害者から承認を得ることで、自己肯定感を高めようとするのです。

7、孤独

ストーカーは、孤独を感じやすく、人間関係に問題を抱えていることがあります。
そのため、被害者に依存し、自分の全てを注ぎ込んでしまうのです。

8、プライドが高い

ストーカーは、プライドが高く、自分が振られることや拒否されることを受け入れられない傾向があります。
そのため、被害者に嫌悪されたり、拒否されたりすると、逆上して攻撃的な行動をとってしまうことがあります。

9、ストーカー行為の正当化

ストーカーは、自分の行為を正当化しようとする傾向があります。
「愛情表現」や「心配しているだけ」などと言い訳したり、被害者自身を責めたりすることもあります。

10、犯罪意識の欠如

ストーカーは、自分の行為が犯罪であるという認識が欠如していることがあります。
そのため、自分が罪に問われる可能性があることを理解していないケースも少なくありません。

被害に遭わないための対策

ストーカー被害に遭わないためには、以下の対策を心がけましょう。

・一人暮らしの場合は、防犯対策をしっかりする
・夜間の一人歩きは避ける
・SNSの公開範囲を限定する
・個人情報をむやみに公開しない
・ストーカー行為を受けた場合は、すぐに警察に通報する

ストーカー被害は、決して他人事ではありません。
少しでも異変を感じたら、一人で抱え込まずに周囲に相談したり、助けを求めましょう。

フリージャーナリスト・探偵

鶴田泰啓